退職金でトラリピやってみた

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ユーロポンドの分析と「ハーフ&ハーフ」戦略を採用しない理由

個人的に一番好きな通貨ペア、ユーロポンド(EURGBP)

トラリピ世界戦略にも採用されているユーロポンド「ハーフ&ハーフ戦略」は、利益を追いつつ守りも固められるということで人気の戦略になっています。

が……

わたしはこの戦略を採用していません…😌

正確に言うと、"完全には"採用していないですかね…

この記事では、ユーロポンドの分析と、「ハーフ&ハーフ戦略」を採用しない理由について書きたいと思います。

ユーロポンド「ハーフ&ハーフ戦略」とは?

ユーロポンド「ハーフ&ハーフ戦略」は、トラリピ世界戦略の通貨ペアのひとつで、2021年5月のリリース以来、着実に利益を積み上げています。

レンジの上半分に売り、下半分に買いを仕掛けることで、広いレンジをカバーしながら必要証拠金は半分で済むという、とても資金効率に優れた戦略です。

▷「ハーフ&ハーフ戦略」とは?

トラリピ世界戦略

ユーロポンド「ハーフ&ハーフ戦略」を採用しない理由

では、なぜそんな優れた戦略を採用しないのか?

ありきたりですが、理由は買いポジションのマイナススワップが大きすぎるから。

ポジションを持ってるだけでマイナスが膨らんでいく状況は、精神衛生上良くないと思うのです!

のんびりやれるのがトラリピの良いとこなのに…

逆に言うと、売りで持っていればチャリンチャリンお小遣いが貯まっていくということでもあります💰

スワップカレンダー(EUR/GBPを見ても、結構大きな差に↓

ということで、わたしはユーロポンドは売り一択です!

しばらくは金利が逆転する見込みも無さそうですからね。

今後のシナリオ

ファンダメンタルズで考えると、ユーロ圏と英国のどちらもスタグフレーション真っ只中。インフレは収まる気配が見えず、リセッションにどっぷり両足を突っ込みつつあります。

一方で、特にユーロに大きな影響を与えているウクライナ戦争はいずれ何かしらの形で解決に向かうでしょうし、英国はブレグジット以降の凋落路線が各方面で明らかになってきています。

短期的には、弱い者同士のレンジ相場が続きそうですが、長期的には英ポンドは下目線で考えた方が勝算が高そうです。

ユーロポンドの戦略

では、売り一択と言っても実際どう仕掛けていくのが良いのか?

トラリピ戦略リストには、もうひとつ「マルチレンジ戦略コア集中型」という戦略が公開されています。

マイナススワップ嫌いなわたしは、この「マルチレンジ戦略コア集中型」「ハーフ&ハーフ戦略」の良いとこ取りを狙っていきたいと思います。

EURGBP(月足)

0.83〜0.875のレンジに仕掛けているのが「マルチレンジ戦略コア集中型」。一番美味しい0.85〜0.875を厚めに仕掛けるので「コア集中型」です。

その上、0.85〜0.925には「ハーフ&ハーフ戦略」より若干狭めの売りを仕掛けました。

要は、上の方を売りで覆ってしまいたい!戦略ですね。

一点、この設定のデメリットとしては、必要証拠金が大きいこと。もし必要証拠金が気になる場合には、レンジに入るまでは必要部分以外は仕掛けなくて良いかもしれません。

unicoのつぶやき

ということで、ユーロポンドについて書いてみました。

資金効率よりもスワップリスクヘッジを重視しているので、「トラリピはのんびりやりたい派」の人は是非参考にしてみてください。

 

★★★★★

最後まで読んでいただきありがとうございます☺️